通常は売れないものを売る視点

こんにちは、西田です。

今は情報化社会なので
検索すれば
色々な情報を無料で
手に入れることができます。

無料で情報が手に入るということは、
逆に言うと、
その情報は有料では売れない
ということでもあります。

でも、世の中には
通常は売れないものを
バンバン売る人がいます。

普通に無料で手に入る情報を
有料で売る人もいますし、

たとえば、
100円の水を1万円で
売ったりする人もいます。

そういった人が一体
どういった視点で
ものを考えているのか？

ということを学ぶことが
私たちが収入を上げていく上で
非常に大切になりますが、

一つ重要なポイントを挙げるとすれば
「商品の本質的な機能を考える」

ということです。

たとえば、
パワーポイントの使い方や
エクセルの使い方は

検索すれば
いくらでも無料で学ぶことができますが

本屋さんへいけば
「パワーポイントの使い方」
「エクセルの使い方」
といった本が
普通に有料で販売されています。

中身をチェックしても
ネットで検索すれば
出てくる情報ばかりです。

なのに、どうして有料で売れるのか？
というと、

・初心者でも読みやすくまとまっている
・検索する手間を省ける
・断片的ではなく
　必要な情報が網羅されている

..etc

といった要素があるからです。

で、これらが
有料で売っている「本」の
本質的な機能であり、
お金を出してでも手に入れたい価値の
部分なんですよね。

私もギターレッスンを長年やってますが、
今の時代ギターの教則本や教材も
充実してますし、
YouTubeなどでいくらでも無料で学べる時代です。

でも、
ギターレッスンに来られる人が絶えないのは、
レッスンでお伝えする情報に価値があるのではなく、

たとえば、
定期的にレッスンに通うことで
着実に上達しモチベーション管理ができる、

といったところに
価値を感じていただいたりするからです。

要は、
ギターレッスンで提供している
私の本質的な機能は、

ギター上達の情報提供ではなく
上達のモチベーション管理や
ペースメーカー的な役割、

ということなんですね。

お客さんが一体に
何にお金を払っているのか？
という部分の本質を
見極められるようになると、

一見売れそうにないものでも
有料でバンバン売ることが
できるようになりますので
ぜひこの視点を
知っておいていただければと思います。

西田